2024年の6月30日は、日本の伝統的な儀式である「夏越の大祓」が行われる特別な日です。
この日、全国の神社で半年間の罪や穢れを祓い、無病息災を祈願する大祓の儀式が執り行われます。
特に茅の輪くぐりは、心身を清め、新たな気持ちで後半の半年を迎えるための重要な行事です。
この記事では、夏越の大祓の由来や茅の輪くぐりのやり方、さらにこの日に行うと良い開運行動について、全国の神社で大祓えを体験してきたわたくし千桜ミモザが詳しくご紹介しますね。
夏越の大祓とは
![夏越の大祓とは](https://anokoat.com/wp-content/uploads/2024/05/名称未設定のデザイン-1024x576.png)
毎年6月30日に行われる「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」は、日本の伝統的な神事であり、半年間の罪や穢れを清め、無病息災を祈願する儀式です。
この日、多くの神社で行われる大祓の儀式に参加することで、心身をリフレッシュし、後半の半年を清らかな気持ちで迎えることができます。
夏越の大祓は、日本全国の神社で実施される重要な行事であり、特に厳粛な雰囲気の中で行われます。
儀式に参加することで、自身の心身を浄化するだけでなく、家族や社会全体の平和と安全を祈ることができるので、機会があったらぜひ参加してみてください。
この日は、多くの人々が神社を訪れ、厳粛な儀式に参加することで、新たな気持ちで後半の半年を迎える準備をするのです。
夏越の大祓の由来とは
![夏越の大祓の由来](https://anokoat.com/wp-content/uploads/2024/05/gahag-0024604558-1024x768.jpg)
夏越の大祓の起源は古代日本に遡り、『日本書紀』や『古事記』にもその記述がみられます。
この儀式は、6月と12月の年に2回行われる大祓のひとつで、特に夏越の大祓は「夏の終わり」を意味し、夏の病気や災厄を払うための重要な神事として位置づけられています。
夏越の大祓は、神道の信仰に基づき、古くから日本人の生活と深く結びついてきました。
人々は、半年間に溜まった罪や穢れを祓い、新たな気持ちで後半の半年を迎えるために、この儀式を大切にしてきたのです。
現代でも多くの人々が参加し、心身の浄化と健康を祈願します。
この儀式は、古代から続く日本の文化と信仰の象徴でもあります。
神道では、人々の生活と自然の調和を重視しており、夏越の大祓はその一環として、自然と人間の間のバランスを保つために行われる重要な儀式です。
参加者は、茅の輪くぐりや人形(ひとがた)に自らの罪や穢れを移し、それを神社で祓うことで、心身の浄化を図ります。
神社によっては、一度参加すると時期が来たら前もって郵送で人形(ひとがた)を送ってくれますよ。
茅の輪くぐりのやり方
![茅の輪くぐりのやり方](https://anokoat.com/wp-content/uploads/2024/05/3854188_m-1-1024x683.jpg)
夏越の大祓で欠かせないのが「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」です。
神社に参拝にいったら、おもいがけず大きな輪を見かけた経験はありませんか。
茅の輪くぐりは、神社の境内に設置された茅(ちがや)で作られた大きな輪をくぐることで、罪や穢れを払い、無病息災を祈願する儀式なのです。
茅の輪は、茅という植物を使って作られ、その形は円形です。
この輪をくぐることで、心身の浄化が図れると信じられています。
この儀式は、古くから伝わる日本の伝統行事であり、現代においてもとっても多くの人々が参加するんですよ。
わたしも炎天下の中参加して、汗でどろどろになった経験があります 笑
茅の輪くぐりの方法
①お辞儀をする
茅の輪の前に立ち、一礼します。この時、心を静かにして、浄化の儀式に入る準備をします。
②左からくぐる
茅の輪を左回りに一周し、茅の輪の中心を通って反対側に出ます。この時、左足から一歩を踏み出し、ゆっくりと進みます。
③右からくぐる
次に、茅の輪を右回りに一周し、再び茅の輪の中心を通ります。この時、右足から一歩を踏み出し、心を込めて進みます。
④もう一度左からくぐる
最後に、再び左回りに一周し、茅の輪の中心を通ります。この時も左足から一歩を踏み出し、静かに進みます。
⑤お辞儀をする
再び一礼して終了です。この時、感謝の気持ちを込めてお辞儀をします。
この三度の茅の輪くぐりによって、心身の穢れが祓われ、清らかな気持ちで新たなスタートを切ることができるとされています。
茅の輪くぐりは、簡単なようでいて、心を込めて行うことでその効果が増すとされています。
参加者は、一つ一つの動作を丁寧に行いながら、心身の浄化を図りましょう。
夏越の大祓で行うと良い開運行動
![夏越の大祓で行うと良い開運行動](https://anokoat.com/wp-content/uploads/2024/05/broom-5571461_1280-1024x682.jpg)
夏越の大祓は、心身を清めるだけでなく、運気を高める絶好の機会でもあります。
この日に行うと良いとされる開運行動をいくつかご紹介しますね。
おすすめの開運行動5選!
最強開運日である夏の大祓だからこそ、とりこぼすことなく運気アップを引き寄せてしまいませんか!そこでおすすめの開運行動を5つご紹介します。
どれも簡単なことなので、ぜひやってみてくださいね。
神社参拝
茅の輪くぐりの後に、神社でしっかりと参拝し、無病息災や家内安全を祈願しましょう。
参拝の際には、二礼二拍手一礼の作法を守り、心を込めて祈ります。
お清めの塩
神社でいただけるお清めの塩を家に持ち帰り、玄関や家の四隅に撒くことで、家全体の浄化を行います。
この塩は、古来より浄化の力があるとされ、家を清めるために使われます。
日々の感謝を伝える
この日に家族や友人に感謝の気持ちを伝えることで、人間関係の運気もアップしますよ。
感謝の言葉は、良いエネルギーを生み出し、人間関係をより良好にします。
断捨離
半年間で不要になった物を整理し、家の中をスッキリさせることで、新たな運気を呼び込みます。
不要な物を処分することで、エネルギーの流れが良くなり運気が向上するのです。
新しい目標を設定する
心身が清められたこの日に、新しい目標を立てることで、後半の半年を有意義に過ごすことができます。
目標を設定することで、生活に張りが生まれ、ポジティブなエネルギーが湧いてきますよ。
これらの行動は、夏越の大祓えの儀式とともに行うことで、より一層の効果が期待できます。
神社での参拝やお清めの塩の活用、感謝の気持ちを伝えることは、日常生活でも取り入れやすく、運気を高めるための有効な方法です。
また、断捨離や新しい目標の設定は、自分自身の成長にも繋がり、後半の半年をより充実したものにするための重要なステップです。
2024年開運日。6月30日の夏越の大祓と開運行動のまとめ
夏越の大祓は、日本の伝統的な神事であり、半年間の罪や穢れを清め、無病息災を祈願する重要な儀式です。
茅の輪くぐりを通じて心身を浄化し、開運行動を行うことで、後半の半年を清らかな気持ちで迎えることができますよ。
今年の6月30日には、ぜひ夏越の大祓に参加して、あなたの運気をぐいっと高めてみてはいかがでしょうか。