こんにちは、千桜ミモザです。
今、さまざまなSNSで話題になっているBluesky(ブルースカイ)をあなたはご存じですか。
Blueskyは、Twitterの共同創業者ジャック・ドーシー氏が考えた、とても素敵なSNSと話題!
今までのSNSとは違って、自分のデータや投稿を自分で管理できたり、タイムラインの見え方を自分で決めたり、自分だけのアプリを作ったりできるんですよ。
なにかと使いづらくなってきたと言われる「X」から、話題のBlueskyへ移行する人たちがじわじわ・・・。
そこで今回は、Blueskyの始め方とソーシャルメディアにおける情報や、クリエイティブな表現の新たな時代を切り開こうとしているBlueskyについてご紹介しましょう。
Bluesky(ブルースカイ)ってどんなSNS?
Blueskyは、分散型という特別な仕組みを使っているSNSです。
分散型というのは、一つの会社や組織が管理するサーバーに頼らないで、ユーザー同士が直接つながって情報をやりとりするということです。
Blueskyがもつ大きな特徴のひとつをあげると、自分が投稿したデータは自分のものだということ。
だから、自分で好きなように管理したり、移動したり共有したりと、自分のデータや投稿を自分でコントロールできるようになります。
これは、自分のデータをプラットフォームが持っている今までのSNSとは違いますよね。
また、Blueskyは無料で使えるので、気軽に始めることができるのも魅力。
Blueskyはオープンソースという公開されたプログラムで作られているので、誰でもアプリの開発に参加したり、改良したりすることができるんです。
Bluesky(ブルースカイ)はなぜ招待制だったの?
Blueskyは分散型SNSの新しい基準を作るためのプロジェクトです。
2023年にスマホ用のアプリの試作品を出したときは、まだサービスが安定していなかったので、参加できる人が限られていました。
そのときは、招待コードがないと入れないようになっていたというわけ。
この期間に、Blueskyのチームはサービスをより良くするために、色々な機能を作ったり、ユーザーからの意見を聞いたり、データを分析したりしました。
2024年になって、サービスが十分にできあがったと感じたので、招待制をやめてみなさんに公開することになったんですね。
招待制は、特別な人だけにサービスをするためではなく、しっかりとしたサービスを提供するためのものでした。
Blueskyでできることは?有料サービスについても教えて!
Blueskyでは、自分のデータや投稿を自分で管理できるだけでなく、色々な有料サービスも利用できます。
有料サービスというとちょっと高そうに聞こえますが、広告がない代わりにユーザーのためのサービスで利益を得ています。
Blueskyは、2023年に800万ドルもの資金を集めて、新しいサービスを開発しています。
では、どんな有料サービスがあるのでしょうか。
自分のドメインを使える
Blueskyでは、自分の名前や好きな言葉をドメインにできます。
ドメインというのは、インターネット上の住所のようなもので、@alice.blueskyのようになっています。 でも、Blueskyでは、@alice.comや@alice.loveのように、自分の好きなドメインを使うことができます。
このサービスは、ドメインを売っている会社と提携して提供されています。
ドメインの値段は、種類や期間によって違いますが、だいたい年間10ドルから50ドルくらいです。
タイムラインを自分好みに変えられる
Blueskyでは、自分のタイムラインに表示される投稿の順番や内容を自分で変えられます。
例えば、新しい投稿だけでなく、人気の投稿や興味のある話題の投稿を優先的に見ることができます。
また、自分の好きなように、特定のユーザーやキーワードを見せないようにしたり、目立たせたりすることもできます。 このサービスは、月額5ドルで使えます。
自分だけのアプリを作れる
Blueskyでは、自分のアイデアや技術を生かして、オリジナルのアプリを作ることができます。
Blueskyはオープンソースという公開されたプログラムで作られているので、誰でもアプリの開発に参加したり、改良したりすることができます。
Blueskyは、ユーザーが自由にデータを管理できるようにするプロトコルというものを使っているので、自分のアプリでもその恩恵を受けることができます。
Blueskyは、ユーザーが自分のアプリを作って、Blueskyのコミュニティに貢献できるようにサポートしています。
Bluesky(ブルースカイ)の始め方
Blueskyのアプリは、iPhone(iOS)とAndroidのスマホで使えるSNSのアプリです。
Blueskyを始めるには、アカウントを作る必要がありますがとても簡単ですよ。
ではさっそく、Blueskyの始め方をご紹介しますね。
- まずBlueskyのアプリをスマホにインストールします。
Blueskyのアプリは、App StoreやGoogle Playなどのアプリストアで見つけることができます。
- インストールが終わったら、Blueskyのアプリを開いてください。
画面に“新しいアカウントを作成”というボタンがあるので、それをタップします。 - メールアドレスとパスワード、生年月日を入力します。
これらは、あとで変更することもできますが、忘れないようにしてくださいね。 - 入力が終わったら、”次へ”というボタンをタップします。
すると、“Terms of Service(利用規約)”と”Privacy Pollcy(プライバシーポリシー)”が 表示されます。これらは、Blueskyのアプリを使うときのルールや、個人情報の扱いについて書かれています。よく読んで、同意できる場合は、“次へ”というボタンをタップします。 - 国と電話番号を入力します。
国は“Country”という欄から選ぶことができます。日本に住んでいる場合は、“Japan(+81)”を選んでください。電話番号は“Phone number”という欄に、携帯電話の電話番号を入力します。入力が終わったら、“Request code”というボタンをタップします。 - 先ほど入力した携帯電話の電話番号にSMS(ショートメッセージ)で認証コードが届きます。
この認証コードは、Blueskyのアプリに登録するために必要なものです。SMSを開いて、認証コードを確認してください。 - 認証コードを確認したら、Blueskyのアプリに戻る。
“Verification Code”という欄に認証コードを入力して、”次へ”というボタンをタップします。 - ハンドルネームを入力します。
ハンドルネームというのは、Blueskyのアプリで自分を表す名前のことです。自分の本名や好きな言葉など、自由に決めることができます。ハンドルネームを入力したら、“次へ”というボタンをタップします。
- 最後に通知の許可を設定します。
通知というのは、Blueskyのアプリから届くお知らせのことです。例えば、誰かが自分の投稿にコメントしたり、フォローしたりしたときに、スマホに通知が届きます。通知を受け取りたい場合は、”許可する”というボタンをタップします。受け取りたくない場合は、”許可しない”というボタンをタップします。
Bluesky(ブルースカイ)の評判は?直面する課題と批判について
Blueskyを楽しむ準備と一緒に評判や課題なども知っておきましょう。
かなり評判の高いBlueskyですが、プライバシーやモデレーション、ビジネスモデルに関する懸念に直面しています。
プライバシーについては、全ての投稿が公開されることや、データの削除が困難である点が問題視されています。
また、モデレーションに関しては中央集権的な管理がなく、ユーザー自身が対応する必要があるため、技術的な障壁が高いという声もあります。
さらに、有料サービスの需要や価値、そして競争と協調の問題も挙げられています。
招待制廃止をしたBluesky(ブルースカイ)のまとめ
Blueskyはユーザーにとって、今までにない自由を味わえるソーシャルメディアです。
情報を自由にやりとりしたり、オンラインで自分らしく表現したりできる場として、Blueskyはオンラインコミュニティの新しい形を作ろうとしています。
もしかしたら、今のXみたいなものを探していると、ちょっと物足りないかもしれません。
でも、それは新しいことに挑戦するときに感じることでもあります。
騒がしいところから離れて、新しいSNSを楽しんでみませんか?