親しい男友達、あるいは職場の同僚。たまたま立ち寄った飲み屋のマスターや、美容師さん。
あらゆる場所で出会った男性が、聞いてもいないのにわざわざ「愛妻家」をアピールしてきた経験はありませんか。
彼らがなぜ「俺は奥さん（あるいは彼女）ひと筋でさ～」とアピールしてくるのか、疑問に思う女性も少なくありません。
そこで今回は、“わざわざ”愛妻家アピールをする男性心理と行動について、サクッとお話しをしていきます。
愛妻家アピールをする男性心理とは
たとえば、女性側から「奥さんとは仲良しなの？」という質問を投げかけられた場合、それに答えるのは当然といえますよね。
「まぁまぁ、うまくいってるよ」とか「うちは仲良しだよ」というポジティブな反応のほかに、「あいつはダメだわ」なんてネガティブな反応もしてくるでしょう。
けれど、女性側から奥さんの話題をしてもいないのに、わざわざ自分から「どれだけ妻を愛しているか」を、切々と語る男性が結構いるんですよね。
男性がなぜ女性に対して、「俺は妻を愛してるよ～」などと自主的に言うのでしょうか。
それは、「自分は男として立派な勤めを果たしている」「夫の鑑」という、プライドのようなものが心理的に働いているからだと言っていいでしょう。浮気性だとレッテルを貼られるよりも、愛妻家という立て看板を自分で立てちゃったほうが、ウケがいいし安全なのを知っているのです。
しかも、女性からのウケがいいのはもちろん、社会的にも信頼を得たり周囲へのマウンティングをとったりできるということも熟知しています。
ある意味、いろいろな方向からの防御策（テクニック）のようなものでしょうね。
愛妻家は浮気や不倫をしやすいって本当？
たとえばですが、愛妻家をアピールしていたのに、不倫報道される芸能人って不思議と後を絶ちませんよね。
ついこの間、奥さんのことを褒めるようなSNSを投稿していたのに、不倫してたの？！と世間が驚くようなことって、実は昔から結構あることなんです。
仲睦まじい姿を報道陣の前で見せていたのに、数日後に離婚発表。
理由は夫側の浮気、とかありましたね。
愛妻家なはずなのに、なぜ浮気や不倫をするのか掘り下げてみましょう。
うわべだけ愛妻家の既婚男性
実は、愛妻家をアピールしている男性の中には、本当はさほど愛妻家でもない人がいます。
愛妻家をうたっておけば、「相談したいことがあって」などと女性が警戒せずに近寄ってきて、話しをしているうちに身も心も距離が縮み、深い関係になる・・なんてこともよくある話しです。
それを狙って愛妻家のふりをふる既婚男性もいますし、狙っているわけではないけど、来るもの拒まずで受け入れる男性もいます。
愛妻家の男性を好む女性からのアプローチ
結婚願望もさほどなく、決まった男性と付き合うつもりもないけれど、楽しい思いはしたい！という女性も少なからずいます。
そういう女性から、「めんどくさい恋愛ごとは嫌だからこそ、家庭を壊すことのない愛妻家の既婚男性と遊びたい」とアプローチを受けると、いともたやすく落ちてしまうのです。
世の中には、愛妻家の男性を落とすことに意味を見出している女性や、背徳感がたまらないと公言して憚（はばか）らない女性も実際に存在します。
愛妻家アピール行動とは？
愛妻家をアピールする男性の行動って、いったいどういうものなの？と思う女性もいるかもしれませんね。
話題にあがっていないのに、「俺さ、愛妻家なんだよね～！」と自発的に言いだしたり、奥さんの写真を周囲に見せたり、SNSなどで「今日は結婚記念日」「今日は奥さんの・・」など、定期的に愛妻家アピールしたりします。
実際、わたしの友人も、さほど通ってもいない美容室の男性担当さんから「自分は愛妻家だ」と語られたり、通っていたマッサージ店の男性スタッフから「彼女のことが大好きで」と急にそんな話しをされたことがあるそうです。
実際にそうかもしれませんが、わざわざアピールをされると「？」となる女性も結構いるので、男性は聞かれないうちはわざわざ愛妻家アピールをしないほうが無難です。
愛妻家アピールする男性心理のまとめ
愛妻家であることは本当に素敵なことですよね。
ただ、わざわざアピールをする行動は女性にすぐばれてしまいますので、変な下心がある男性はアピールしないほうがかえってマシです。
奥さんや彼女を、自分を盛り立てるためのアクセサリーとして利用せずに、ただただ静かにそっと愛を伝え続けて欲しい。そうミモザは思うのであります。
